NPO法人ヴェーダビージャム

パンチャカルマとは

サンスクリット語で「パンチャ=5」「カルマ=行為」。パンチャカルマは、アーユルヴェーダ古典に規定される5つの施術の総称です。

本場では、医師の見立てのもとで、体質や健康状態、季節をふまえて、必要な施術と組み合わせが決められます。自分の心と身体に深く向き合う、長期滞在型のプログラムです。

このページでは、パンチャカルマがどのようなもので、どんな流れで進むのかを説明します。

シローダーラを受ける女性

パンチャカルマは、医師の見立てから始まります

決まった施術を一律に受けるのではなく、医師が身体の状態や普段の過ごし方を確認し、受けるセラピーと順序を計画します。

脈診・問診
現在の身体の状態や生活習慣を確認
プログラム
見立てに合わせて、伝統的な施術や食事を組み合わせる
受ける条件
年齢・季節・健康状態によって、受けられない場合もある
脈診を行うスクマール・サラデシュムク医師

Ayurvedic Physician

スクマール・サラデシュムク医師Dr. Sukumar Sardeshmukh — BAMS, MBA, PhD.(Sch)

アーユルヴェーダグラム医師(インド・プネ/バネル)
アタルバ製薬 マネージングディレクター

パンチャカルマは、「5つの施術」の総称

医師の見立てのもと、季節や現在の身体の健康状態を確かめながら、伝統的な施術を計画的に組み合わせます。全体は次の4つの段階で進みます。

・診察・見立て … 脈診・問診など
・前処置 … 事前の準備。消化力の準備、オイル塗布(油剤法)、発汗法
・本処置 … 医師が必要な処置を見立てる
・後処置 … 段階的な食事の戻し方と、関連する処置

アーユルヴェーダ古典において、本処置は治療を目的とする段階と位置づけられます。医師が、体質と健康状態をふまえて処置と組み合わせを決めます。

本処置を構成する5つの施術

療法名サンスクリット名概要(伝統的な手技の内容)
催吐法ヴァマナ(Vamana)薬草を服用し、嘔吐により胸部及び上部消化管の内容物を体外へ排出する施術
下剤法ヴィレーチャナ(Virechana)薬草からつくった下剤を服用し、腸から排出を促す施術
浣腸法バスティ(Vasti)薬用オイル、薬草を煮出した液などを肛門から注入する施術
経鼻法ナスヤ(Nasya)鼻孔から薬用オイルなどを投与する施術。頭部から首の領域に対して行う
瀉血法ラクタモークシャナ(Rakta Mokshana)血液を体外へ排出する施術。ヒル(蛭)を用いる方法もある

注記:スシュルタ・サンヒターによる分類です。5つすべてを受けるわけではありません。過剰になっているドーシャの種類と部位を医師が見立てて選びます。年齢、季節、健康状態により受けられないこともあります。

日常から離れ、心身の変化を静かに観察する滞在

食事や過ごし方にも気を配りながら、自分の暮らしをじっくり見つめ直します。現地で受けられるプログラムには、大きく2つのかたちがあります。

パンチャカルマ(浄化療法)

医師の見立てのもと、伝統的な施術と食事を組み合わせ、計画的に進めるプログラムです。年齢・季節・健康状態によって受けられないこともあります。

一般的なトリートメント

スネーハナ(油剤法)とスヴェーダナ(発汗法)を組み合わせた前処置として行われる施術で、単独・短期間で受ける場合も、医師が体調をみて内容を決めます。

まとまった日数と費用が必要だからこそ、
自分のために丁寧に選びたい、
特別なお手入れの時間

よくある質問

パンチャカルマとは何ですか?

サンスクリット語で「5つの行為」を意味し、アーユルヴェーダ古典に規定される5つの施術の総称です。催吐法・下剤法・浣腸法・経鼻法・瀉血法の5つを指します。本場では、医師が診察のうえ、体質や健康状態をふまえて必要な施術と組み合わせを決めます。

いいえ。5つすべてを受けるわけではありません。医師が、過剰になっているドーシャの種類と部位を見立てたうえで、必要なものを選びます。同じ日数を滞在しても、内容は一人ひとり異なります。

前処置・本処置・後処置を一連のプロセスとして進めるため、まとまった日数が必要です。私たちが懇意にしてきたインドの2施設では、パンチャカルマは10日間または14日間からの受付となっています。(ただし、アーユルヴェーダグラムは日程の相談可能な場合もあり)

年齢、季節、健康状態により受けられないことがあります。受けられるかどうかは、現地の医師が診察のうえで判断します。持病がある方や服薬中の方は、事前にその内容を伝えられるようにしておいてください。

インドで実際に受けるには

どの施設を選べばよいか、費用はどのくらいか、現地でどう過ごすか。実際に受けるための情報は、こちらのページにまとめています。

インドでパンチャカルマを受けるには

安全な施設の見極め方(現代医学と手を取り合う施設の選び方)

インドでアーユルヴェーダ・パンチャカルマを受ける費用の目安

プネという街の様子を知る無料ガイド

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