NPO法人ヴェーダビージャム
ピッタは、アーユルヴェーダの3つのドーシャ(体質を考えるための分類)のひとつで、『火』と『水』の元素から成るとされます。熱・鋭さ・変換を性質とし、消化の力や決断力、リーダーシップと結びつけて語られてきました。このページでは、ピッタの特徴と、伝統的に勧められてきた過ごし方をご紹介します。
テジャーは真昼のように動く。直接的で、輝き、見過ごせない存在感。仕立ての良い紺のコートを白いTシャツに羽織る——衣は構築、中はゆとり。火が心地よく燃えるとき、彼女は明晰そのもの。決断は速く、笑いは温かく、判断は公平。火が勢い付いたら、川を思い出す——冷たい水、甘い果物、月の光、そして何かを手放す優しさを。
「火は最も古い師ーー明らかにし、煮つめ、温める。しかし近づき過ぎれば、火を扱う手さえ焦がす。」
古典ではこう書かれています
「ピッタの属性は軽度の油性、温性、鋭性、流動性、酸味、移動性、辛味なので、逆の属性を持つ薬物や物質によって鎮静される」
——チャラカサンヒター総論編 1:60(Caraka Saṃhitā, Sūtrasthāna 1:60)
一息で空気を読む。決めて動く。激しく揺らぐことはない。刃のような記憶。
温かい肌はすぐに上気する。そばかすやほくろ。自然な輝き。
時間どおりに空腹になる。欠食すると不機嫌に——食は燃料、彼女はそれを知っている。
眠りは適度、しかし深い。色鮮やかで鮮明な夢を見る。
組織し、教え、改革する。公平を信じ——そのためなら戦う。
乱れるときは、焦り、肌の火照り、あとで後悔する鋭い言葉。
※ アーユルヴェーダの古典で伝えられてきた対応関係です。体質を考えるための伝統的な枠組みであり、医学的な診断ではありません。
※ ディナチャリヤーは、アーユルヴェーダで伝えられてきた1日の過ごし方の知恵です。ご自身の生活に合う範囲で取り入れてみてください。
ピッタ体質の食べ方と過ごし方は、「涼やか・甘み・静けさ」が基本の向きです。ピッタを鎮める食べ物と、乱しやすいものを、古典で語られてきた選び方としてまとめました。
注:ドーシャは病気の診断ではなく、自分の傾向を知るための伝統的な考え方です。
ピッタは、火と水の元素から成るとされるドーシャです。熱・鋭さ・変換を性質とし、食欲や知性・行動力と結びつけて語られてきました。中肉中背で暑がり、集中力が高い傾向があると古典では言われます。
涼やかで、甘みがあり、水分を含むものが基本の向きです。ギー、牛乳、ココナッツ、冬瓜などの瓜類、コリアンダーやベチバーが、熱に傾いた日に勧められてきた選び方です。
辛いもの、酸っぱいもの、塩辛いもの、揚げ物、アルコール、そして欠食は、ピッタの性質を強める方向に働くとされます。真昼の直射日光や、締切に追われ続ける状態も同じです。
残暑や真昼(10〜14時)、締切や競争が続くとき、空腹のときに高まりやすいと考えられてきました。暑がって汗ばむ、のどが渇く、イライラして批判的になる——こうしたサインは、自分の傾きを知る目安です。
朝は涼やかに穏やかに、昼はいちばん火が高まる時間なので油と辛さは控えめに、夜は涼しく静かな環境で。真昼の直射を避け、余白に良い香りを纏うのが、ピッタと相性の良い過ごし方です。
このセルフチェックは、アーユルヴェーダの3つの質(ドーシャ)のうち、どんな特徴を持っているか気づくためのものです。 体質を確定する診断ではありません。気軽に、自分に当てはまるものを思い浮かべながらチェックしてみてください。
いくつ当てはまりましたか?他のドーシャでも同じようにセルフチェックしてみて、数の多いものが自分の体質に近いと考えられます。自分で判断がつきにくい時は信頼のおけるセラピストさんの意見を聞いてみるのもお勧めです。
アーユルヴェーダでは、人の心や身体の傾きを『ドーシャ』という3つの質で考えます。自分がどのタイプに近いかを知ると、食べ方や過ごし方の”自分に合う選び方”が見えてきます。あなたはどのタイプ?
身体にドーシャがあるように、心にも『グナ』という3つの質があると考えられてきました。サットヴァ・ラジャス・タマス——自分の心がどの質に傾きやすいかを知る、もう一つの見方です。
「名前は聞いたことがある」くらいの初心者の方へ。インドで受け継がれてきた暮らしの知恵を、日本の毎日に使える形で、やさしくお届けします。
3つのドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)を1枚で見比べられる保存版の図解とパンチャカルマ資料を、ヴェーダビージャムのお知らせ登録の方にお届けします。ワークショップや講座の開催案内、暮らしの知恵もメールで不定期にお届けします。登録はメールアドレスのみ。配信は月に何通も届くことはなく、解除もいつでも可能です。