NPO法人ヴェーダビージャム
ヴァータは、アーユルヴェーダの3つのドーシャ(体質を考えるための分類)のひとつで、『風』と『空』の元素から成るとされます。動き・軽さ・乾きを性質とし、思考の速さや創造性と結びつけて語られてきました。このページでは、ヴァータの特徴と、伝統的に勧められてきた過ごし方をご紹介します。
マイトリーは天候のように動く。思考は軽やかで、足取りは軽く、決して落ち着かない内なる風に運ばれている。黒麻のスーツを愛し——彼女自身にはない構築を与え、浮かぶ心を地に返してくれる装い。風が優しい日には、彼女はインスピレーションそのもの。風が乱れたら、温もりと油と静けさへ、そっと帰ってくることを思い出す。
「風は道に許しを求めない——しかし風さえも、夕暮れには温かいものの陰で息をつく」
古典ではこう書かれています
「ヴァータの属性は乾性、冷性、軽性、微細性、移動性、清澄性、粗性という属性をもつので、逆の属性を持つ薬物や物質によって鎮静される」
——チャラカサンヒター総論編 1:59(Caraka Saṃhitā, Sūtrasthāna 1:59)
学びが早く、遠い分野を結びつける。そして同じ速さで手放してしまう
食べるのを忘れ、次の瞬間にはめるまに。消化は天候次第。
書き、描き、企てる。始まりは多く、終わりは少ない。
軽い骨、乾いた肌、目立つ関節。夏でも手が冷たい。
飛ぶ夢、落ちる夢。家中で一番に目を覚ます。
乱れるときは、心配、落ち着きのなさ、紙のような虚しさ。
※ アーユルヴェーダの古典で伝えられてきた対応関係です。体質を考えるための伝統的な枠組みであり、医学的な診断ではありません。
※ ディナチャリヤーは、アーユルヴェーダで伝えられてきた1日の過ごし方の知恵です。ご自身の生活に合う範囲で取り入れてみてください。
ヴァータ体質の食べ方と過ごし方は、「温かく・油があり・規則正しい」が基本の向きです。ヴァータを鎮める食べ物と、乱しやすいものを、古典で語られてきた選び方としてまとめました。
注:ドーシャは病気の診断ではなく、自分の傾向を知るための伝統的な考え方です。
ヴァータは、風と空の元素から成るとされるドーシャです。動き・軽さ・乾きを性質とし、思考の速さや創造性と結びつけて語られてきました。細身で寒がり、眠りが浅い傾向があると古典では言われます。
温かく、油をまとい、規則正しく食べるのが基本の向きです。ごま油、ギー、生姜、ホットミルクなどが、冷えや乾きに傾いた日に勧められてきた選び方です。
生食や冷たいもの、欠食、夜更かし、過度の移動、カフェインは、ヴァータの性質を強める方向に働くとされます。温かさとリズムを意識するのがコツです。
移動や予定が続くとき、忙しいとき、乾いて風の強い季節、夕方(14〜18時)に高まりやすいと考えられてきました。眠りが浅い、手足が冷たい、そわそわして落ち着かない——こうしたサインは、自分の傾きを知る目安です。
朝は温かい油と湯(ごま油のアビヤンガ、生姜茶)、昼は温かく調理したもの、夜は九時に明かりを落として足に油を。同じ時刻に食べ・寝・起きるリズムが、ヴァータと相性の良い過ごし方です。
このセルフチェックは、アーユルヴェーダの3つの質(ドーシャ)のうち、どんな特徴を持っているか気づくためのものです。 体質を確定する診断ではありません。気軽に、自分に当てはまるものを思い浮かべながらチェックしてみてください。
ヴァータ(風+空)
いくつ当てはまりましたか?他のドーシャでも同じようにセルフチェックしてみて、数の多いものが自分の体質に近いと考えられます。自分で判断がつきにくい時は信頼のおけるセラピストさんの意見を聞いてみるのもお勧めです。
アーユルヴェーダでは、人の心や身体の傾きを『ドーシャ』という3つの質で考えます。自分がどのタイプに近いかを知ると、食べ方や過ごし方の”自分に合う選び方”が見えてきます。あなたはどのタイプ?
身体にドーシャがあるように、心にも『グナ』という3つの質があると考えられてきました。サットヴァ・ラジャス・タマス——自分の心がどの質に傾きやすいかを知る、もう一つの見方です。
「名前は聞いたことがある」くらいの初心者の方へ。インドで受け継がれてきた暮らしの知恵を、日本の毎日に使える形で、やさしくお届けします。
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