NPO法人ヴェーダビージャム

ワゴリにあるBSDTアーユルヴェーダ病院のパンチャカルマセンター

BSDTパンチャカルマホスピタルは、インド・プネにあるアーユルヴェーダの入院施設です。医師が常駐し、毎日の回診のもとで、パンチャカルマや一般的なトリートメントを入院の形で受けられます。NPO法人ヴェーダビージャムはアタルバとのつながりをもとに、日本語での情報提供と相談・橋渡しを行っています。

BSDTパンチャカルマホスピタル
入口前の東屋

BSDTパンチャカルマホスピタルとは?

マハーラーシュトラ州プネ市ワゴリという場所の63エーカー(約8万坪)の土地にアーユルヴェーダ病院と西洋医学病院が併設されている他、寺院、霊廟、アーユルヴェーダ薬局、牛小屋、オーガニックの畑などが点在しています。1954年に、古代から伝わるインドの文化をこの地から世界に発信することを目的にBSDTという財団は設立されました。こちらの病院でのパンチャカルマは2週間から、ウェルネストリートメントは1週間からとなります。

BSDTのトリートメントルーム
治療の準備をするドクターと看護師

BSDTはどんな事業をしている?

BSDTとはバラティヤ サンスクリティ ダルシャン トラストの略で財団名になります。プラバカール・マハラジが1954年に設立した財団で現在チェアマンを務めるのは長男のサダナンダ・サラデシュムク先生です。一方、アーユルヴェーダグラムはサダナンダ先生の次男であるスクマール・サラデシュムク先生が設立されたクリニックです。スクマール先生はBSDTの理事も務めていらっしゃいます。

BSDTの事業内容

BSDTが手がける事業は大きく分けて、1.ヘルスケア関連事業、2.教育関連事業、3.文化・精神性関連事業の3つがあります(BSDTのウェブサイトより)。

●  ヘルスケア関連事業:
○  アーユルヴェーダ病院・研究センターの運営
○  統合治療・研究センターの運営
○  パンチャカルマセンターの運営
○  サンジーヴァニ薬用植物園の運営
○  アタルバネイチャーヘルスケアの運営
○  ゴーシャラ(牛舎)の運営
●  教育関連事業:
○  アーユルヴェーダ大学の運営
○  アーユルヴェーダコースの提供
○  ケシャヴ・アバジ英語中学校(ソラプール)の運営
●  文化・精神性関連事業:
○  ヴェーダの知識と古代インドの芸術・科学を通じて普遍的な平和に貢献すること
○  これらの主題を学び、世界に広めるための基盤と機会を提供すること

BSDTが所在するワゴリの約8万坪のキャンパスには、アーユルヴェーダ病院の他にも薬用植物園、アーユルヴェーダ大学、製薬会社アタルバネイチャーヘルスケアがあります。アタルバとしては2002年から、古典書に基づいた製法で高品質なハーブ剤やオイル、食品が作られています。現在アタルバを率いるのはスクマール・サラデシュムク先生です。アタルバの製品はパンチャカルマホスピタルでもアーユルヴェーダグラムでも使用されています。

サダナンダ・サラデシュムク先生 スクマール・サラデシュムク先生

サダナンダ・サラデシュムク先生

スクマール・サラデシュムク先生

アタルバ社のさまざまな製品

高品質な製品を作ることで知られるアタルバ製薬、オイルなどは日本の他にも世界各国に輸出されている

アーユルヴェーダ病院での治療風景

BSDTホスピタル

滞在の様子はYouTubeからご覧いただけます。

入院の流れは?

申し込みをして帰国するまでの手続きは大体以下のような流れになります。

1.病院に滞在したい旨の連絡をする

2.主訴(困っている症状)や病歴などを記入した問診票を病院に送ってビデオ面談の日程を決める

3.ビデオ面談(約15分)で資料をもとに医師が問診し、滞在が可能かどうか決定する

4.渡航が決まったら日程を確定させご自身で飛行機のチケットを手配する

5.必要な書類や持ち物などを用意する

6.プログラム日前日にワゴリに移動して入院し、再度問診(約20分)を受ける

7.プログラム初日から必要な検査を行いながら治療を受ける

8.退院して帰国する

9.しばらく食養生を続ける

病院とのやりとり、たとえば問診票の記入やビデオ面談、入院してからの検査や治療方針の説明、回診でのやりとりは基本的に英語になります。英語でのコミュニケーションに問題のない方は直接現地へお問い合わせの上、ご希望をお伝えください。

こちらはインド屈指の脈診の名医サダナンダ・サラデシュムク先生が院長を務めている病院で、知識の源泉のそのものです。

来日された折に脈診を受けられれば、その際にパンチャカルマが受けられるかどうか、必要な日数などが確認できるので1番確実でお勧めです。体力が十分ではない、もしくは貧血が酷い場合などはパンチャカルマに適さない、と判断されることもあります。

看護師によるケア ドクターの問診

実際のパンチャカルマの様子を知る

2024年7月に実際にパンチャカルマを受けた時の投稿は、instagramnoteマガジン「パンチャカルマ体験記」にも載せてありますので、ご参考に読んでみてください。

また、Ayurveda EverydayにはMOMOさんの治療体験記が投稿されています。こちらもご参照ください。パンチャカルマの詳しい内容が分かると思います。

ドクターたちの打ち合わせ風景
BSDTで提供される食事

パンチャカルマを受けた方の感想

下記は、ワゴリでパンチャカルマを受けた方が、SNSに投稿された文章です。(こちらに転載することを許可していただきました)。どうぞご一読ください。

【パンチャカルマを終えて】

1ヶ月のインド滞在を終え、帰国しました。3週間のはずが4日延長し、計25日間。食べること、排泄することに集中した毎日。とても得がたい体験となりました。

昨年から学んでいる京都のインド料理教室で、パンチャカルマというものがあると耳にしたのがこの春。アーユルヴェーダの知識がほぼ無い私ですが、なぜかその時『これは絶対に行かなあかんやつや』と直感し、行ける時に行こうと即決したのでした。

もちろんこの年齢なので、行ってから体調を崩す可能性も覚悟の上で、その場合は家族に迎えにきてもらうこともやむなしと考えていましたので、何ごとも無く最後までゴールできたことを本当に嬉しく思います。

それにしてもアーユルヴェーダは本当に奥が深く、その世界観に驚くばかり。哲学でもあり、宇宙論、占星術とも結びつく、古典と科学の融合した世界。その5,000年以上とも言われる古代インドの伝統が、現代にも脈々と受け継がれているのです。

アーユルヴェーダ医師免許はインドの国家資格であり、私がお世話になったサダナンダ先生はインドでもトップクラスの名医。ホスピタルにもたくさんの医学生が学びにきていましたし、サダナンダ先生の診察がある日は外来の患者さんで待合室が溢れていました。

季節や曜日など天体の動きとも一体になったアーユルヴェーダには、長い歴史の上に積み重なった叡智が詰まっていました。

1番印象に残ったのは、滞在中、満月の夜にサマディで祈りを捧げた日、ドクターが話されたこと。

人間というものは、車が欲しい、お金が欲しい、広い家に住みたい、などといった欲望を願いがちだけれども、

【人間に生まれたことこそが最大の祝福】

私たちには人間として生まれた本来の使命があり、その使命を、命を使いきるために健やかな日々を過ごせるようにと祈るのが大事なのだと。

つまりパンチャカルマとは、本来の使命を生き切るために、ここから新たに歩み出すための場所なのだということ。

ちょうど世界もパンチャカルマの最中にあり、このタイミングで自分もパンチャカルマ。身体だけでなく、心や思考からも不必要なものを手放し、ここからがスタートなんですね。

生まれて、生きて、最後には消えて無くなるのだけど、どう生きるかという永遠のテーマをまた突きつけられたインド旅となりました。

BSDT’s Ayurved hospitalのサダナンダ先生、ドクターチームの皆さま、マウシーたち、みんなすでに懐かしい。お世話になり感謝しています。

そして最後にこの機会を作ってくださった京都・桃草舎@tososha.momoのモモ先生、親身にサポートしてくださった@vedabeejamのちこさん、そして現地で仲良くして下さった全ての皆さまにも心から感謝申し上げます。ありがとうございました。



<KさんのSNSより転載>

サポートを受けた方の感想

これまでに当法人が行なったサポートを受けた方の声をまとめました。

1

「今回ヴェーダビージャム様のサポートを受けて心温まる最高の滞在ができました。

私は今まで英語自体に対しての不安はありませんでした。ただ初めてのインドで仕事でもインドの方の英語はいつも聞き取りづらく苦戦していたため、サポートを希望しました。


それでも本当に必要かな?とも考えましたが、渡航前のビデオコールで先生とお話しする際、サポートを受け、ああお願いして良かった!と心底思いました。


インドの英語が聞き取れないだけでなく、体に関する単語を知らないことに気づいたのです。

また、英語自体は1週間もすれば慣れますが、サポートを受けたことで一番良かったのはほかにあります。それはサポートをしてくださる方がアーユルヴェーダやここでのパンチャカルマのことはもちろん、彼らの文化や習慣など大切にされてる根底の考えの知識をお持ちだったことです。

インドでは相手を尊重し我慢して言わないよりも、相手を信頼して自分の意見伝えてみることが大切だと感じました。行ってみての体調の良し悪しもありますので、そんな時に相談できる方がいるとわかっているだけで、安心して過ごすことができて大変満足しました。


ありがとうございました!」

Eさん(40代)英語:ビジネスで話せる 治療期間:3週間 受けたサポート:フルサポート

2

「2度目のパンチャカルマ滞在でしたが、内容よりも言葉に不安があり、今回フルサポートをお願いしました。

前回2017年の頃より病院内の施設がはるかに良くなっており驚く事も多かった分、新しいシステムに戸惑う事もあり、そんな時にフルサポートのサービスでいつでもLINEで相談にのっていただけることが心強くありがたかったです。

基本的に若いドクター達はスマホを駆使して翻訳アプリなどで対応してくれますが、日本人ならではの細かいニュアンスは伝わりにくいです。

せっかくのBSDTでのパンチャカルマなので、滞在も心地よく、かつ、プログラム効果も最大に発揮できるように、言葉の不安要素をなくした事が私にはとても良かったように思います。

細やかなサポートをありがとうございました!

おかげさまで今までで一番心に残る滞在となりました。また利用させていただきたいです。」

Aさん(40代)英語:片言で話せる 治療期間:3週間 受けたサポート:フルサポート

3

「私が今回サポートプログラムを利用するきっかけになったのは、奇妙なことにBSDT宛の私の問い合わせメールがなぜかリジェクトされてしまうという謎のテクニカルな事態が発生したからでした。

ネットで解決方法を調べても、どうやらBSDTの使っているシステム側の問題と分かり、困っていたところこのサポートを人づてに知りお願いすることにしました。

インドは以前ツアーで訪れた事はありますが、本格的なパンチャカルマを受けるのも、インドでの1人旅も初めてでしたので、どこにも寄らず直接家からパンチャカルマセンターに行くだけとはいえ、サポートプログラムがあるのはとても心強かったです。

また、パンチャカルマの受け方や現地で何が必要か等、わからないことを事前に質問できて明確にしておけるのは大変助かりました。パンチャカルマだけに留まらず文化的な事や旅のプランに必要なTipsなども含めて色々教えて頂きました。

ヴェーダビージャムのサポートプログラムは、本格的なパンチャカルマを受けてみたいけど、1人で行くのは心細いという方にピッタリのプログラムだと思います。

また、BSDTのパンチャカルマはいわゆるラグジュアリーなリゾート施設でのものとはちょっと違いますが、現地の方も多く利用する治療院や大学も併設した、きちんとした知識に基づく確かな治療を受けれる場所です。日本人も沢山訪れていますしリピーターが多いのもその効果によるものとうかがえます。」

Tさん(50代)英語:流暢に話せる 治療期間:2週間 受けたサポート:渡航までの部分サポート

私たちの役割・サポート内容はこちら(インドでパンチャカルマを受けるには)にまとめています。